- 業界
- ホテル
- 利用シーン
- 客室清掃、フロント
- 利用開始時期
- 2023/5
Buddycom導入の背景
・人手不足もあり、清掃が15:00までに終わらなかったり、全室稼働させることができなかった
・地下にある事務所や離れている建物間でのコミュニケーションができなかった
・電話では1人にしか情報伝達できず、指示が行き届いていなかった
Buddycomを導入した理由
・IP通信で、無制限で使えるため
・IP無線機は重量が重い一方、Buddycomはスマホ1台で使えるため
利用シーン
客室清掃、フロントのスタッフコミュニケーションで活用
加森観光株式会社が運営する「ルスツリゾート」では、客室清掃にてBuddycomを導入しました。
BuddycomはTalk Enterpriseプランを契約し、1グループで運用しており、客室清掃のインスペクターとフロントの一部スタッフが参加しております。
客室清掃では、2名1組を最小単位とし、1チームに5~6組、繁忙期には10組が所属し、チームごとにインスペクターが1名います。
チームごとにフロアを担当し、1チーム10名で50部屋を目標に清掃しており、繁忙期には全521部屋の清掃を行っています。
メインの建物は1つですが、ノースウイングとサウスウイングの2つのエリアはフロントを分けているほど広大で、その他にログハウスやコテージもあります。
Buddycomは、お昼前の進捗報告や、応援の要請・提供、リネン等の在庫状況の共有などに使用しています。
また物品の破損や忘れ物などがあった際には、写真を撮影し、Buddycomで共有した上で報告したりもしています。
導入後の効果
業務が効率化され、15時のチェックインに清掃が間に合わない、清掃がボトルネックで全室稼働できないと言った事態がなくなりました
Buddycomの導入後、客室・フロア連絡を密に取れるようになって、清掃業務の効率が格段に良くなりました。
以前は、15時のチェックインに清掃が間に合わないことでお客様からクレームがあったり、清掃がボトルネックで客室を全室稼働できなかったりしましたが、人員採用の強化とBuddycomの導入によって、そのような事態は0件になりました。
導入前は電話を利用していたため、1人にしか連絡できず、指示が行き届かないことで、スタッフがどこに清掃へ行けばよいか分からない、電球など消耗品が見つからない、清掃が遅れたなどと言ったやり取り1つ1つに非常に時間がかかっていました。
Buddycomを導入してからは、一度に全員とコミュニケーションできるため、連絡が密になり、マネージャーが指示しなくてもフロア責任者同士で応援の要請・提供を行ったりするなど、清掃業務の効率が大幅に改善されました。
周辺機器について
移動が多い客室清掃ではワイヤレスのMKI-P3がおすすめです
導入当初、費用面から有線タイプのMKI-P2S1を使用していましたが、客室清掃では特に移動距離と活動量が多いため、ケーブルがない方が好ましいと現場からの意見があり、現在はBluetoothマイクMKI-P3を使用しています。
MKI-P3は、PTTで使用していますが、バッテリー持ちもよく、ワイヤレスのため煩わしさもなく気に入っています。
髙橋様
ルスツリゾートホテル
宿泊部 客室グループ グループリーダー