YSCorporation
YSCorporationは福岡空港で警備業をはじめ機内清掃、旅客サービス、旅客手荷物の配送など多種にわたり航空会社様から依頼を受けた業務を安全確実に行う総合空港サービス業です。
福岡
- 業界
- サービス業
- 利用シーン
- 警備・機内清掃・配送業務
- 利用開始時期
- 2020/3
Buddycom導入の背景
弊社従業員がまだ10人未満の小規模の時代、空港外から空港内にいるスタッフに指示などを送る際、当時使っていた業務用無線ではレンジが狭く、空港の現場の様子もわからず指示を出しずらかったです。
Buddycomを導入した理由
「トランシーバー」とネット検索をして複数の製品を試し、最終的にBuddycomに決めました。大手航空会社が使用していたことと、声だけのやり取りなら安く契約できるので、導入することにしました。また、日本の会社という点も安心材料になりました。
利用シーン
指示を出す人と旅客・警備・機内清掃・配送業務の各セクションの主要メンバー間のやり取りで使用
YSCorporationには100名ほどの社員がおり、旅客のハンドリングと機内清掃やチェックインカウンターでのチェックインなど、空港の何でも屋なので、簡単な仕事から難しい仕事まで航空会社から指示されたことに対応しています。また、1日に50便ほど国際線の運行がある中、30便ほどなんらかの形で関わっています。
無線機を30台ほど導入しており、機内清掃以外は個人作業が多いため一人ずつ持っています。その中で各セクションのリーダーはBuddycomを使用しています。
指示を出す人と旅客・警備・機内清掃・配送業務の各セクションの主要メンバー間のやり取りでBuddycomを使用しています。
旅客は、チェックインカウンターや機内でのお客様の誘導、補助、受付業務等を行なっており、対応が必要になった際のやり取りに使用しています。
また、お客様の荷物が空港に届かなかった際に、荷物を運ぶ業務でも、それぞれの車にBuddycomを設置して「今どこにいますか」「お客様には〜時ごろ届けます」などのやり取りに使用しています。
「今何か言った?」という時には、発話音声を聞き直す機能もよく使用しています。
旅客スタッフに関しては聞かれてはまずい内容もありますし、取引先からも義務付けられているため、Buddycom使用時は情報漏洩の対策で全員イヤホンの使用を義務つけています。
イヤホンはPTT対応していないため、喋る時はアプリの画面のトークボタンを押して直接話しています。
私はBuddycomは24時間起動していますが、セクションリーダーによっては業務中のみ起動している人もいます。
端末の状態にもよると思いますが、8時間ほどでバッテリーがなくなるため、モバイルバッテリーを携帯しています。
【配送業務】:
お客様の荷物が到着遅れの際、荷物の追跡とお客様への迅速な配達を行う。
空港外のエリアへも出るため、配送車両にはBuddycom端末を装備。
位置情報の共有や配達時間の連絡に活用。
【警備業務】:
飛行機の監視任務で、清掃やケータリングのスタッフの出入りをチェック。
国交省の指示に基づき、飛行機が駐機している間は必ず監視する。
複数の飛行機がある際、リーダーがBuddycomを使用してチームを調整。
【機内清掃】:
15人1チームで作業を行い、チームリーダーがBuddycomを持ってコミュニケーションを取りながら作業を効率化。
【旅客サービス】:
チェックインカウンターでの各クラスの誘導、車椅子ユーザーやお子様の案内。
ゲートでの受付業務、パスポートなどの確認作業に使用。
航空会社からの様々な指示に応じた柔軟な対応を可能にするため、経験豊富なスタッフがBuddycomを使用。
導入後の効果
通常15分かかる作業を2、3分で終えるなど、迅速なサービスの提供を実現
空港の外にいてもみんなのやり取りをBuddycomで聞けると安心しますし、いつでも空港現場内の様子がわかるためアドバイスができ、効率的に指示を出せます。
無線機では届かなかった場所でも、Buddycomではネットがつながれば声が届くので、離れた場所にいるメンバーとのやり取りにとても便利です。
密にコミュニケーションを取ることができるので、お客様の対応も素早くできるようになりました。
例えば、当社では、急な車椅子の要請にも素早く対応しており、通常15分かかるところを2、3分で提供できるなど、迅速なサービスを提供しています。
このような即時対応は、スタッフ間の緊密なコミュニケーションがあってこそ実現できるものです。
小規模な会社の柔軟性が、大手航空会社のJALやANAと同じ業務を行いながらも、より迅速なサービスを提供する秘訣となっています。
顧客からはこの機動性を高く評価していただいており、その背景にはBuddycomの導入が大きく寄与していると考えています。
また、以前から飛行機の発着時間やゲート番号確認等に使用していたスマホをそのまま使用できたので、端末が増えることがなかったことも良かったです。
吉田様
YSCorporation
代表