株式会社日本デリカサービス
https://www.nippon-delica.co.jp/
株式会社日本デリカサービスは「日本の食卓においしいものをお届けします」の思いと共に、おにぎりやお寿司、お弁当などの食品製造を行っている会社です。
※日本クッカリー株式会社は2024年7月1日に株式会社日本デリカサービスに商号変更しました。
関東
- 業界
- 製造
- 利用シーン
- 食品工場
- 利用開始時期
- 2020/4
Buddycom導入の背景
以前使用していたトランシーバー型のインカムは重く、かさばるなどの問題がありました。購入費用も高額なため予備の機器を持つことが難しく、繁忙期には台数の不足が発生することがありました。また、修理代も1台数万円と高額だったことや、トランシーバー型のインカムにはインカムとしての機能しかなく、今後DXを進めるにあたり汎用性に欠けていました。
Buddycomを導入した理由
トランシーバー型のインカムは、当然ですがインカムとしての機能しかありません。そこで、1台で様々な用途に使用できるスマートフォンを活用する方向に移行し、インカムアプリを探しました。当初導入したインカムアプリは機能面、運用面で課題が多く、その際にパートナー様からBuddycomを紹介してもらい機能に非常に満足できたことがきっかけで導入しました。
利用シーン
各エリアの現場監督と事務所間での通信手段にBuddycomを利用
工場内は指定のユニフォームを着用しなければならず、そのユニフォームには私物持ち込み防止のためポケットなども付いていません。 そのためBuddycomは、スマートフォンをゴムバンドで腕に取り付けたり、腰のベルトに固定したりして利用しています。
Buddycomは工場ごとのグループに分かれており、一つのグループに各工場の従業員全員が参加するような使い方をしています。
具体的な利用シーンとしては、盛付作業の現場監督をしている社員と調理の現場監督をしている社員が作業スケジュールの連絡や確認をしたり、事務所にいる社員から製造現場にいる社員へ、パート従業員の欠勤連絡をしたりするなど離れた場所にいるときの連絡手段として使用しています。
導入後の効果は?
Buddycomは低コストで導入でき、初期費用を1台あたり数万円まで抑えることができました
利用端末がスマートフォンになったことで、元々スマートフォンや携帯電話を使用していた社員はインカムとの2台持ちをする必要が無くなりました。その他にも使用頻度の高い、電卓、タイマー、カメラなどは持ち運びが必要でしたがスマートフォン1つで出来るようになりました。
以前のトランシーバー型のインカムは1台あたり十数万円の初期費用がかかっていましたが、スマートフォンに置き換えることにより初期費用を1台あたり数万円まで抑えることができました。
また、工場ではインカム機器は固定資産として保有していましたが、Buddycomを導入したことで工場間での移設などの際に資産管理の必要がなくなり経理上の手続きも削減できています。
Buddycomの魅力
外国籍の従業員でも簡単に使えるアプリデザイン
工場は騒音が激しいエリアがあるので、会話を聞き逃してしまってもいつでもアプリ上で聞き直せる点、
管理者が管理画面から設定を変更できる点(以前のインカムアプリは、管理画面を触ることができなかったため、提供会社様へ設定の依頼をする必要がありました。そのたびに3〜4日かかり、作業効率に課題がありました。)、
複数のグループに所属できるので用途に合わせて使い分けできる点、
アプリデザインが見やすく、初めて使用する方や外国籍の方でも簡単に使い始めることができる点などが魅力的です。
今後の展望
BCP対策として、本社へのBuddycom導入も検討
現在Buddycomは工場でしか使用しておらず、本社所属の職員へはBuddycomのIDを付与しておりません。そのため、災害時に工場内での連絡手段として使用した実績はありますが、A工場⇔B工場や本社⇔工場での使用の実績がありません。
今後は本社職員へもIDを付与し、工場責任者と本社職員の災害BCPグループを作成して、災害時の緊急連絡手段としての使用も検討しています。
成川 様 製造部
四戸 様 製造部
管理画面でのグループ分けや使用者名の変更が簡単で分かりやすい点。
複数のグループに参加することがきる点。
会話を後から聞き直すことができる点。
Bluetoothタイプのイヤホンが使用可能な点。
山口 様 品質管理部