(株)JALスカイ
JALスカイは、東京国際空港(羽田)・成田国際空港においてJALグループ便およびJALが受託する外国航空会社便の「旅客サービス」と「ステーションオペレーション」の業務を担っている会社です。
全国
- 業界
- エアライン
- 利用シーン
- グランドスタッフ
- 利用開始時期
- 2019/7
Buddycom導入の背景
Buddycom導入前は他社製の通信アプリを使用しておりましたが、付属のマイクが有線タイプであったため、スタッフが保安検査場を通過する際に付け外しせざるを得ず、時間のロスと手間がかかることが課題でした。
Buddycomを導入した理由
Buddycom導入に際して、Bluetoothタイプのマイクを提案してくださったことが大きかったと思います。また、ご担当者の誠実な対応とフォローアップ体制も導入の決め手になりました。
導入後の効果は?
広い羽田空港内でも非常に音声がクリアであり、重要な会話もスムーズに行える
イヤホンがBluetoothになったおかげでコードの絡まりやコードの付け外し作業がなくなり、保安検査の通過がスムーズになることでスタッフのストレスが軽減されました。
またコミュニケーションツールをBuddycomに集約することで、スタッフが身につけなくてはいけない機器を減らすことができました。
肝心の通信については、広い羽田空港内でも非常に音声がクリアであり、重要な会話もスムーズに行うことができ、大きなトラブルなく運用できています。
コミュニケーションツールにとどまらず、先進的な機能を次々に開発されるのがBuddycomの魅力だと思います。
今後もさまざまな可能性が広がっていくことを期待しています。
利用シーン
グランドスタッフ同士のコミュニケーションなど、1分1秒が大事な業務において非常に有効です
2021年5月現在、JALスカイでは国内線231台、国際線70台、合計301台のBuddycomを使用中です。グループへ一斉に話しかけても遅延なく声が届き、1分1秒が大事な業務において、非常に有効に活用できています。
羽田空港国内線だけでも、広い空港内で1シフトおよそ200名近いスタッフが働いていますので、スタッフ同士のコミュニケーション、情報共有に使用しています。
主に、カウンターやロビー、保安検査場、搭乗口、またオフィスに在席するコントローラーから現場スタッフへの指示に使っています。
一例をあげると、カウンターと保安検査場のスタッフ間では、離れた場所にある複数の保安検査場のそれぞれ混雑状況をBuddycomを通じて共有し、お客さまが特定の保安検査場に集中している場合には、比較的空いている保安検査場へ誘導するようにしています。
スタッフが持つiPadで使用しており、そのiPadでBuddycomを使用できることは、端末を1台に集約できるので非常に便利です。また、iPadに最適化されていて、横画面にも対応しており、通話履歴も簡単に確認できます。
Buddycomの周辺機器について
Bluetoothイヤホンマイクは耳が痛くならず、イヤホン部分を交換できるのが良い
Buddycomと連携する専用のBluetoothイヤホンマイクは、マイク本体が胸元にあるので、耳への負担が軽く、耳が痛くなりません。
また、バッテリーが連続通話で20時間持ちますので、長時間の業務でも問題なく使用できます。
コロナ禍において衛生面も非常に重要ですが、イヤホン部分を交換することができますので、使用者ごとにイヤホンを付け替えることができ、とても衛生的に使用できます。
今後への期待
現場のDXのツールとして、5G、AIとの連携などに期待
羽田空港では365日24時間、非常に長い時間Buddycomを使用しており、リアルタイムのコミューニケーションは航空機の運営において非常に重要な通信手段になります。
現場のDXのツールとして、5G、AIを活用した、より先進的な機能が開発されたり、外国籍のお客さまへ誰でも問題なくコミュニケーションできる他言語対応など、私たちの想像を超える先進的な機能が開発されることをとても楽しみにしています。
盛田 稔雄 様
株式会社JALスカイ
羽田事業所空港オペレーション国際部
鈴木 彩加 様
株式会社JALスカイ
羽田事業所空港オペレーション第2部
立花 亜都沙 様
株式会社JALスカイ
羽田事業所空港オペレーション第2部