NEXCO中日本、高速道路事業の高度化・効率化として、サイエンスアーツのBuddycomを採用~大雪時の除雪・お客さま支援活動でも活用~
株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:平岡 秀一)は、フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」が、中日本高速道路株式会社 (通称NEXCO中日本) でご導入いただき、高速道路リニューアルプロジェクトや事故・事象対応、大雪時の除雪作業やお客さま支援でもご活用いただいていることをお知らせします。

■導入の背景
NEXCO中日本では、来る人口減少の社会に対し、高速道路事業を高度化、効率化していくべく、「i-MOVEMENTプロジェクト」に取り組んでいます。そのような中、新しい技術を積極的に取り込んで、業務の効率化を図るため、Buddycomをご導入いただきました。
Buddycomの導入前は、IP無線とスマホを併用していましたが、車両の走行音が大きいため、電話に気づきにくかったほか、迅速性が求められる有事(事故や災害)において、グループ会社間で異なる通信手段を用いているため、コミュニケーションが煩雑になるなどの課題がありました。
■Buddycomの主な利用シーン
- 事故、災害時の現場と本部のコミュニケーション
- 通行止め実施時の先頭固定・後尾警戒車両間の無線指示
- SA/PAでの交通安全キャンペーンイベントの運営
- 雪氷期の除雪作業、お客さま支援活動時のコミュニケーション
■Buddycomの導入メリット
- グループ会社を横断した情報の一斉共有により、指示の意図を理解した行動を実現
グループ会社での通信手段をBuddycomに集約し、全員が現場の状況を把握することが可能に。現場の全作業者が聞いているため、指示の意図を理解し、行動しやすくなりました。
- 走行音で聞き逃しても、テキスト化で確認することで、伝達ミス・コストを削減
現場の間近を車両が走行するため、状況によっては聞き逃してしまうことがありましたが、音声通話のテキスト化機能で、確実な情報伝達を実現しました。
- 言葉で伝えにくい内容も映像配信によって、短時間で的確な共有
事故・災害時の状況報告や、ホワイトボードに描いた、通行止め規制における隊列の組み方を、ライブキャスト機能により映像で共有することで、短時間で的確な共有をできるようになりました。
- 携行品の数量・重量軽減
端末をスマートフォン1台に集約できたことで、作業員が現場へ持ち込むことを忘れることがなくなり、重量も軽減できたことで、手軽さが増しました。
詳細は事例ページをご参照ください。
https://buddycom.net/case/case64
■エンドースメント
中日本高速道路株式会社 名古屋支社 桑名保全・サービスセンター ご担当者様
高速道路は、事故、工事、豪雨災害、積雪や凍結など、さまざまな事象に直面します。これらに対して備えることが重要であり、事前に準備したことしか実行できません。Buddycomを当事務所のコミュニケーションツールとして導入することで、これらの事象に迅速かつ適切に対応できる体制を整え、安全・安心な高速道路空間の創出に寄与できると考えています。