ホーム ニュース プレスリリース 相模鉄道とセントラル警備保障、AI画像解析技術とBuddycom企業間通信を併用、企業や所属を越えた連携
2022.03.30

相模鉄道とセントラル警備保障、AI画像解析技術とBuddycom企業間通信を併用、企業や所属を越えた連携

株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)が開発・提供する、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」は、異なる企業間でも共通のグループを作成しリアルタイムに会話できる「企業間通信」機能の提供により、このたび相模鉄道とセントラル警備保障の情報共有のためのプラットフォームとして採用されたことをお知らせいたします。

Buddycomはインターネット通信網(4G,5G,Wi-Fi) を使用した音声・映像のプッシュトゥートークにより、 離れていてもまるで隣にいるような会話ができるチームのリアルタイムコミュニケーションを実現するアプリです。Buddycomに備わっている「企業間通信」機能は、他部署、他企業・取引先間など異なる契約のBuddycomユーザー同士が共通のグループに参加できるようにすることで、現場に関わるすべてのデスクレスワーカーがリアルタイムに情報連携できる機能です。

相模鉄道とセントラル警備保障がAI画像解析技術と企業間通信を併用し、お客様のサポートをリアルタイムに実現

相模鉄道株式会社(以下、相模鉄道)では一部の駅でセントラル警備保障株式会社(以下、CSP)が提供する「VACSシステム」を活用した監視カメラシステムを導入しています。システムにより検知された白杖や車いすをご利用のお客様の情報をCSP監視員が目で確認し、その情報をCSPのセンターから駅にいる相模鉄道の駅係員へ瞬時に伝達する手段としてBuddycomが採用されました。通知を受けた駅係員が、お客様の元にお伺いしてサポートします。

相模鉄道とCSPはそれぞれBuddycomを自社でご契約いただいており、企業間通信によって繋いだ特定のグループ内で情報共有をしています。数秒の情報遅れがサポートのタイムロスに繋がる現場で、電話やチャットのように駅係員が応答する必要なく、音声で情報をキャッチできるBuddycomが最適とのお声をいただきました。

複雑に絡み合う日本のインフラ、1分1秒を争う鉄道業界で活用される「企業間通信」

駅構内のスタッフ、電車の乗務員、指令室にいる指令社員、駅や新幹線を警備巡回する警備員、車両の点検・整備を行うメンテナンススタッフ、本社や支社で業務を行うオフィス社員、年末年始や大型イベント時に応援に駆け付ける応援社員。様々な組織や企業が一丸となって日本のインフラを支える鉄道業界でも、Buddycomの企業間通信が使われています。各企業が保有しているスマートフォンやタブレット、PCにBuddycomが入っていれば、いつどこで起こるか分からない異常事態に備えることが可能です。

ある鉄道会社さまではオフィス社員と各駅係員のBuddycomを予め企業間通信で繋ぐことで、異常時にオフィス社員が該当駅へ応援に向かう際に駅のグループへ参加できるようになっています。対応中の情報をリアルタイムに共有でき、現着後もコミュニケーションの漏れなく対応にあたることができます。これは今後、乗務員~指令社員~駅係員~警備員など瞬間的なコミュニケーションを必要とするシーンにも応用できる機能です。

従来のグループ通話と同様、企業間通信においてもグループ内の通信はすべてSSL/TLSで暗号化されているため、盗聴の心配はありません。Buddycomは業務に従事するすべてのスタッフが、所属する組織の垣根を超えて、必要なときに必要なスタッフ間で情報連携できる未来を示唆しています。

企業間通信イメージ動画:https://youtu.be/yR0dPG_z8xw

企業間通信の他の例

建設現場なら・・・協力会社や資材の仕入れ先、ドライバーがつながります

イベント運営なら・・・主催者と運営会社の進行スタッフや案内スタッフ、警備会社がつながります

空港なら・・・グランドスタッフ、航空機の整備士、空港施設社員、警備会社がつながります

あらゆる現場の働き方に対応できる企業間通信は、Buddycomユーザーなら誰でも利用可です。

弊社は引き続きお客様の声に耳を傾け、あらゆる業種・業界におけるイノベーションを実現して参ります。

Buddycomとは

デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。利用実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーション手段として利用されています。https://www.buddycom.net/ja/index.html

相模鉄道株式会社について

相鉄線は、横浜~海老名間(本線)、二俣川~湘南台間(いずみ野線)、西谷~羽沢横浜国大(新横浜線)の旅客線と相模国分~厚木(厚木線)との合計40.2kmで営業し、2020年度の輸送人員は1日平均47万人。相鉄・東急直通線の開業を2023年3月に予定しています。

セントラル警備保障株式会社について

セントラル警備保障では、最先端の画像解析技術を活用した警備サービス『 VACSシステム』の開発し高度なセキュリティを提供しています。駅のカメラ映像から「白杖」「車いす」等をご利用のお客様を自動検出し、駅係員と連携して迅速なサポートをおこなっています。

株式会社サイエンスアーツについて

サイエンスアーツは、「世界の人々を美しくつなげる」をミッションとして掲げ、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に440社を超えるお客様の現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AIなどを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。

お問い合わせ

【社名】 株式会社サイエンスアーツ

【所在地】 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階

【代表取締役社長】平岡 秀一

【資本金】 五千万円

【設立】 2003年9月

【E-mail】 pr@science-arts.com

【Webサイト】 https://www.buddycom.net/