BuddycomがScanditのバーコードスキャン機能を利用可能に、小売・製造・運輸・物流業界などへ現場データ活用の新提案を開始
株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)が提供する未来型チームコミュニケーション「Buddycom(バディコム)」は、Scandit AG(本社:スイス連邦チューリッヒ市、代表:Samuel Mueller)が提供するモバイルコンピュータビジョンによるバーコードスキャン「Scandit Barcode Scanner」機能が利用可能になったことをお知らせいたします。
Buddycomではこの度、独自のバーコードリーダー機能を用いて、iPhone、iPadにインストールされたBuddycomアプリ上で、Scanditが提供する「Scandit Barcode Scanner」が利用できるようになりました。 Scandit Barcode Scannerは、専用の高価なバーコードスキャナーではなく、iPhone、iPadのカメラで驚くほどの精度の高さでバーコードを読み取ることができるモバイルアプリケーションです。
【BuddycomとScanditをひとつのアプリで】
お客様はお持ちのScanditのアカウントを、お使いのBuddycomの管理コンソールに登録するだけで、Buddycomアプリ上でScandit Barcode Scannerを利用することが可能になります。 これによりお客様は、BuddycomとScandit用のアプリを使い分けることなく、Buddycomが提供する新しい形のチームコミュニケーションを実現しながら、同じBuddycom上でScandit Barcode Scannerも使うことができるようになります。
【iPhone、iPadの高解像度カメラで複数のバーコード読み取りが可能】
さらにはiPhone、iPadに搭載された高解像度カメラを用いることで、離れたところから撮影された複数の小さなバーコードを一度に読み取ることも可能です。
【Buddycomで読み取ったバーコードから商品の探索が可能に】
この技術を利用して、お客様がお探しの商品のバーコードを指定して、iPhone、iPad搭載のカメラで撮影した複数のバーコードの中から探し出すこともできます。Buddycom上で一度読み取ったバーコードは、他の音声データ等と同様にテキストでサーバーに保存されますので、過去に保存されたバーコードから探索したい商品を指定する「逆引き探索」も可能になります。
特に小売・製造・運輸・物流業界においては、バーコードの読み取りは必須の業務である一方で、すでに現場におけるチームコミュニケーションツールとしてたくさんのお客様にBuddycomをご利用いただいております。
今回の連携により、BuddycomのチームコミュニケーションとScanditのバーコードスキャンのふたつの機能をひとつのアプリにまとめ、こうした業界の業務の効率化と現場データ活用の新たな形を提案してまいります。
Scandit AGは2020年11月末、日本法人であるスキャンディット合同会社(所在地:東京都渋谷区、代表:Samuel Mueller)を設立、日本市場における販売拡大を図ることを発表しています。 また、BuddycomもScandit Barcode Scannerも、AppleのMobility Partnerであることから、iPhone、iPadでのこの度の連携が生まれました。
※ Apple、iPhone、iPadは、米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。
Buddycomとは
“現場が変わる“未来型チームコミュニケーションのクラウドサービスです。音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。利用実績では、航空、鉄道、建設、流通など様々な業種でのコミュニケーションとして利用されています。また、災害などの緊急連絡手段(BCP)として利用していただいています。