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2020.10.29

新潟県、原子力防災訓練、通信連絡手段にBuddycomを採用

株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)は、2020年10月24日に行われた新潟県原子力防災訓練にて、現場が変わるクラウドサービス 未来型チームコミュニケーション「Buddycom(バディコム)」が県庁と避難バス間の情報連携に活用されたことをお知らせします。

新潟県では、約10万人が参加した原子力防災訓練が10月20日、21日、24日の3日間にわたって行われ、最終日の10月24日には、新潟県がバスの運行要請協定を結んでから初となる避難訓練が実施されました。

訓練では、新型コロナウイルス対策としてクラスターが発生しないよう、健常者は避難バスに、発熱者はマイクロバスに分けて避難させる運用になっており、原子力安全対策課と避難バス間で状況の共有、避難バスがどこにいるかの動態管理の通信連絡手段にBuddycomが利用されました。

今回、原子力安全対策課では、実際の災害時では携帯電話のみの利用の場合、電話回線が混み合って使えなくなってしまうことを懸念し、訓練時にどのバスで何があったなどタイムリーに連絡を取れるようなツールの導入が不可欠でした。また、専用の無線機は免許が必要で、通信の届く距離が限定的で狭いので、市町村を越えて避難する原子力災害の場合にはなかなか運用が難しいため、スマートフォンアプリで使えるBuddycomが選定されました。

Buddycomの利用に関して、「メモを取れなかった際に会話内容が文字として残るため、後から履歴を辿って確認できました。」、「バスがどこにいるかもアプリ画面上で確認できるので、バスがどこにいるかの問いかけをする必要がなく手間が省けて便利でした。」などの声をいただきました。

Buddycomは引き続き、現場になくてはならない存在として日々アップデートを続け、様々な現場で活躍してまいります。

【新潟県 防災局 原子力安全対策課のご感想】

以前北海道庁での原子力防災訓練を視察させていただいた時に、Buddycomを使ってデモンストレーションを行なっていたのを拝見し、説明も聞かせてもらったことが今回の採用のきっかけです。

思っている以上に、説明書などなくても使いやすいです。最初お試しで使うことができるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

防災局 原子力安全対策課 原子力防災対策係

中倉五吉様

新潟県原子力防災訓練について

万一の原子力災害を想定し、原子力災害対策本部の運営訓練や、住民避難訓練などを10月20日、21日、24日の3日間にわたり実施。

参加住民:避難:約550 人、屋内退避:約96,000 人

参加機関:約65 機関 約600 人 (県内30 市町村、内閣府、原子力規制庁、東京電力ホールディングス㈱他)

https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/0290999.html