株式会社ニチイ学館
https://www.nichiigakkan.co.jp/
株式会社ニチイ学館は介護・医療関連・保育を中心に全国で事業展開しています。 介護事業では、在宅系から居住系に至るトータル介護サービスを提供しており、グループ全体で約1,900ヵ所の介護拠点を運営しています。
日本
- 業界
- 介護
- 利用シーン
- 老人ホーム
- 利用開始時期
- 2022/3
Buddycom導入の背景
ニチイ学館では業務の効率化や職員の負担軽減、更にはサービスの品質向上に向けて、特定施設入居者生活介護拠点を対象にICT機器を随時導入しており、スタッフ全員で情報共有できるコミュニケーションツールの導⼊を検討していました。
Wi-FiやiPhoneでの安定した通話スペックや、⾒守りシステム、ナースコールアプリとの互換性の⾼さが、Buddycom導⼊の決め⼿となりました。
Buddycomを導入した理由
・Wi-Fiで安定して使えること
・iPhone の操作に不慣れな職員でも使いやすいこと
・ナースコールや見守りセンサーと併用できること
・「生産性の向上」「業務負担の軽減」が実現されること
利用シーン
Buddycomとナースコールと見守りセンサーを併用しています
ニチイ学館では在宅系・居住系介護サービスを全国で展開しており、グループ全体では約1,900ヵ所の介護拠点を運営しています。
施設には、見守りセンサーやiPhoneを使用するためにWi-Fiを配備しており、iPhoneにはナースコールアプリとBuddycomをインストールしています。
Buddycomを利用することで、スタッフ同士の連携、情報の共有、サービス対応状況の把握などが、より正確にできるようになりました。
ご家族様や往診医の来訪時等全スタッフに周知が可能になり、迅速に対応することができています。
ナースコールと見守りセンサーを併用していますが、通知中、応答中はBuddycomの音声は流れないため、 緊急時でも問題なく運用できています。
施設全体で通話ができるよう、個別通話ではなく、グループ通話をメインとして使用することで、全職員が状況を把握することが出来ています。
また、話した内容等がログに残るので、聞き取れなかった際は再度聞きなおしをしています。
導入後の効果は?
多くの拠点で生産性の向上が実現、職員の負担が大幅に改善されました
以前は、スタッフの所在やサービス対応状況の確認のために、一日に何度も内線やPHSにて個別に連絡を取ったり、直接フロアに行き、情報共有をおこなっておりました。
それがBuddycomでその場でスタッフ全員に情報を共有できるようになったことで、スタッフを探したり、備品や失せモノの場所を確認する等の、介護業務以外で費やす時間が削減されました。
また、自身の所在やサービス対応状況等を同フロア以外のスタッフにも共有することで、拠点全体で連携が図れるようになり、お客様へのサービス向上につながっています。
Buddycomを導入することにより、各スタッフの取り組み状況が分かるため、スタッフ間での業務分担やサポートがスムーズに行えるようになりました。
全時間帯の状況をログで振り返ることができるので、お客様の状況や施設の状況を把握することができ、スタッフの安心材料となっています。
施設では、勤務するスタッフの年齢層も幅広いことから、全スタッフがアプリに慣れるまで時間を要したところはありましたが、 Buddycomはアプリの画面や作りが非常にシンプルで、現在では、iPhoneの操作に不慣れだった職員も使用することができています。
導入拠点の多くで挙げられている効果として、「生産性の向上」「業務負担の軽減」が挙げられております。
業務中は常にBuddycomで全員が繋がっているので、緊急時違う階のスタッフへ瞬時に情報提供できることが利点です。
イベント、レク、消防訓練等、色々な場面で活用できるようになり連携の幅は広がりました。
今後の展開
2024年3月までに67拠点へBuddycomを導入予定
ニチイ学館では引き続き、2024年3月までに特定施設入居者生活介護の67拠点へBuddycomを導入していく予定です。
また、グループ会社が運営する老人ホームにも拡大予定です。
Buddycomの会話は自動保存、文字起こしされ、誰が何時にどんな会話をしたか、後から時系列で確認することができます。
実際の現場の会話が残ることがBuddycomの強みですので、それを使用し、業務の効率化やお客様満足度の向上など、音声データ活用した現場のDXを進めてまいります。
渥見様
株式会社ニチイ学館
施設介護事業部 施設介護事業課
森田様
ニチイケアセンター宇治春日の森
フロアリーダー
上羽様
ニチイケアセンター宇治春日の森
フロアリーダー