明治大学ラグビー部
明治大学ラグビー部は1923年に創部されたラグビーの伝統校です。部のエンブレムはペガサスです。「前へ」の精神に現代ラグビーの要素を取り入れ、ファンの皆様に感動を与えられるようなラグビーを目指すとともに大学日本一を目指して活動しています。
東京
- 業界
- 教育機関・スポーツ
- 利用シーン
- ラグビー部
- 利用開始時期
- 2022/8
Buddycom導入の背景
選手が練習中に怪我をした時に、より早くメディカルの方とスタッフが情報連携し、選手の怪我の対応をスムーズにしたいという課題がありました。その課題を解決するためには、動いてもコードが邪魔にならないBluetoothで繋がる「インカム」が必要でした。
Buddycomを導入した理由
4年ほど他社インカムアプリを利用しており、経年劣化のため買い替えが必要になりましたが、どれも高価だったため検討していたところ、神鳥監督がブラックラムズ東京のご担当者さまからBuddycomを紹介してもらったことがきっかけです。
利用シーン
ラグビー部の練習にて、怪我人対応や練習の運営でスタッフの迅速な対応に
【練習の運営】
明治大学ラグビー部は、全員が参加できる平日の朝90分間の限られた練習時間の中で、時間によっては選手90名ほぼ全員がグラウンドにて練習を行うにも関わらず、監督・コーチ・メディカルスタッフは合わせて7名と学生スタッフ7名だけで練習運営を行っております。
学生スタッフが連携を取り、練習場所や選手のオーガナイズを行っていますが、その連携の中でBuddycomを利用することで、グラウンドの端と端にいてもすぐにコミュニケーションを取ることができ、監督・コーチがすぐに選手へ指導できる大学日本一になるための環境作りにつながっています。
【怪我人の対応】
練習中には、メディカルスタッフが2名帯同しておりますが、リハビリの選手もいるので練習をしている選手に対応できるのは1名のみです。 メディカルスタッフ1名だけの目では、練習している全ての選手を監視することが難しく、どうしても見落としてしまう場面もあり、何か起きた際にすぐに駆けつけられないこともありました。
そこで、メディカルスタッフと学生スタッフがBuddycomで連携することでグラウンド上の隅々まで目が届くようになり、リアルタイムに選手たちの現状を伝えることができ、怪我人の対応がより迅速になりました。
導入後の効果は?
どこにいても会話ができるため時間に余裕が生まれ、毎日充実した90分になった
明治大学は朝の練習を実施しており、6:30~8:00という短く限られた時間でしか練習ができません。 その運営をする中で、選手の給水場所や次の練習を実施する場所を指定する際にBuddycomをインカムのように使用することで、練習の運営がスムーズに進むようになりました。
以前は、ラグビー部の練習中に怪我人が発生した際、学生スタッフが大きな声で離れているメディカルスタッフを呼ばなければなりませんでしたが、Buddycomを導入したことでより早く現状を伝え、対応することが可能となりました。
また、朝の練習が始まる前にスタッフミーティングがありましたが、Buddycomでどこにいても会話ができるため、集合する必要がなくなった結果時間に余裕ができ、毎日充実した90分になっています。
Buddycomはスムーズに音声を聞き取れることに加えて、会話内容をスマートフォンのアプリ画面に文字として残せることから、聞きそびれた時に改めて確認することができるので便利に使っています。
加えて、周辺機器はファンクションボタン搭載Bluetoothマイク(MKI-P3)の耳掛けタイプを利用していますが、練習中に動き続けるスタッフにとって、コードが引っかかったり、耳からイヤホンが落ちたりしないのでとても使いやすいです。
以前のインカムアプリのイヤホンマイクは、若干重く、耳に装着する際にぐっと入れこむタイプで、耳が痛くならないよう少し浮かしたりして使っていましたが、Buddycomは快適に利用させてもらっています。
今後の展望
スポーツ×SDGsの一環として、ラグビー部主催のイベントなどで地域に貢献
明治大学ラグビー部は日本一を目指して練習を行っていると同時に、普段の練習のみならず、地域貢献のラグビー部主催のイベントなども行っています。
イベント中は出店を出したりお客様を誘導したりと、電話をするのも難しいほど忙しいため、今後はスタッフ間のコミュニケーションツールとしてBuddycomを活用していきたいと考えております。
神鳥 裕之様
明治大学ラグビー部
監督
小林 瑛人 様
明治大学ラグビー部
主務・学生コーチ
佐賀 優真 様
明治大学ラグビー部
学生トレーナー