取材日:2024/02/26
hair resort Bay Shore NY(株式会社EQUALITY)
- 利用シーン
美容室での受付、施術中のスタッフコミュニケーションで活用
- 導入前の課題
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店舗間のやり取りが電話依存で、応対が手間でした
近隣店舗との間でスタッフの移動が必要な時、連絡が煩雑でした
電話が鳴った際、お客様からか別の店舗からか判別が難しかった
個室やシャンプー台などの視界に入らない場所が多く、店内での指示伝達には移動が必要でした
- 採用した理由
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無印良品やJALなどの大手企業に導入されているため信頼・安心感があった
以前の職場でインカムの使用経験があり、便利なことを知っていた
トランシーバーも考えたが、距離無制限のBuddycomを選んだ
作業を円滑にして、お客様対応の向上、より良いサービスを提供するために導入しようと思った
iPhone、Android
グループ通話、通話履歴の再生、チャット機能、定型文、ファンクションボタン割り当て、電話応答
Wi-Fi
ファンクションボタン搭載Bluetoothマイク(MKI-P3)、BlueParrott M300-XT
利用シーンを教えてください
美容室での受付、施術中のスタッフコミュニケーションで活用
EQUALITYが運営する美容室「hair resort Bay Shore NY」と「hair resort Balboa Island」では、インカムの代わりに社員が私用スマホにてBuddycomを使用しています。
週末には約20人、平日には15人弱のスタッフが勤務し、スタッフは常に広い店内を動き回りながら、受付や施術を行なっています。
そのような中、以前は店内を移動しながら指示・伝達しており、コミュニケーションが煩雑でしたが、 Buddycomの導入により、自分の担当でないお客様を案内した際の共有や、接客中に他のスタッフへ伝えたいことがあるときも、スムーズにコミュニケーションを取ることが可能になりました。
たとえば、シャンプーを待っているお客様がいる場合、スタッフは「⚪︎⚪︎番シャンプー待ちです」と発信することで、必要な情報を効率的に共有できるようになりました。
近隣店舗とはカラー材などの資材の共有やスタッフのヘルプ(移動)など、電話でのやりとりが1日に何度もあり応対に時間がかかり手間でしたが、 今では近隣店舗もBuddycomのグループに参加しているため、情報連携が格段にラクになりました。
Buddycom導入後の効果を教えてください
近隣店舗とのやり取りが電話だと20秒かかっていたところ、Buddycomなら1秒でコミュニケーションが可能に
Buddycomの導入後、スタッフの移動距離が減少し、作業効率が向上しました。
Buddycomにはチャット機能もあるので、文字でのコミュニケーションに慣れている若いスタッフは音声だけでなく、チャットも活用しています。
チャット画面で文字を送信すると合成音声で読み上げられ、スタッフの耳に直接通知されるため、個室での施術中など声を出しづらい状況でも情報を共有できます。
ヘッドスパなどの静かな施術中でも、お客様が気づかない間にテキストでコミュニケーションを取ることができるため、施術の質が維持されつつ、効率も良くなりました。
また、録音機能もついており、接客後に聞き返しが可能なため、情報の確認と記録に役立っています。
業務中スマホを触ることが多い美容室のスタッフならではの使い方だと思います。
実際のところ、お客様の待ち時間の短縮や、情報が一斉に全スタッフに伝わることで作業の時短が実現し、近隣店舗とのやり取りに電話だと20秒かかっていたところ、Buddycomなら1秒でコミュニケーションが可能になりました。
また、アシストが必要な際には「サポートお願いします」と一言発するだけで、複数のスタッフが迅速に反応します。
これらの効果は、美容室での業務の流れを大幅に改善しています。
周辺機器はどのようなものをお使いですか?
色々なタイプの周辺機器が揃っていて、特にファンクションボタン搭載Bluetoothマイクがおすすめです
Buddycomの周辺機器をスタッフの個々の好みに応じて使い分けています。
美容師の場合、シャンプー中など施術中にコードの引っかかりを避けるため、無線タイプのファンクションボタン搭載Bluetoothマイクを購入しました。
ファンクションボタン搭載Bluetoothマイクの遮音イヤホンは、つけはずしが簡単なのと、イヤホン部分を取り替えられるのが利点です。
耳のサイズには個人差があるため、耳掛けタイプではなく遮音タイプのイヤホンを選定しました。
また、業務中は予約サイトの確認などスマホを操作する機会が多くあるので、Buddycomのアプリ画面からも会話ができて便利です。
ファンクションボタン搭載Bluetoothマイクにはアプリ側から定型文なども登録できるため、「接客中です」「フロントお願いします」などボタンひとつでコミュニケーションが可能です。
また、スマホを出さずにイヤホンマイクのボタンから電話応答もできるため、重宝しています。
美容師業界のDXについて考えていることがあれば教えてください
外国人のお客様対応で、Buddycomの翻訳機能に期待しています
店舗をどんどん増やす予定なので、その際にBuddycomも増やしていくことになると思います。
「hair resort Bay Shore NY」では外国人のお客様もいらっしゃるため、現在はGoogle翻訳を活用していますが、中々使いづらいところもあります。
Buddycomのプランをアップグレードすれば、翻訳機能が使えるようになるため、かなり気になっているところです。
その他、店舗DXの取り組みとして雑誌用にタブレット端末で導入しました。
カウンセリングシートは紙に書いてもらったものをPCに打ち込んでおり、デジタル化したいと考えています。
美容師自体がデジタル化にそこまでついていけてない現状で、業務が複雑になると感じる人もいるので踏みとどまってる店舗が多いのではないかと感じていますが、 Buddycomは初期費用もなく、少人数からでも契約ができるので、DXをはじめて導入する店舗にはぴったりのサービスだと思います。
hair resort Bay Shore NY(株式会社EQUALITY)
導入担当者のコメント
スタッフにはインカムを使うことが恥ずかしいと思う人がいたり、インカムの会話にまだ慣れていない人がいるなどの課題はありますが、社内会議で「これを話すときはインカムを使おう」などとBuddycomの使用を促しています。広い店舗なら目に見えるほどの効果が出ると思いますので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
hair resort Bay Shore NY(株式会社EQUALITY)
hair resort Bay Shore NY 総務部
担当者