温浴施設と商業施設をひとつに繋ぐ!万葉倶楽部が実現した施設横断の緊急連絡網と業務効率化
導入の背景
- 周辺施設でも無線機が使用されており、電波干渉や混線の影響を受けにくい安定した通信手段が必要だった
- 温浴と商業の各セクションをつなぎ、日常から緊急時までスムーズに連携できる通信手段が必要だった
導入の効果
- 温浴・商業の各セクションが距離を越えてつながり、現場に合わせた柔軟な運用で業務を効率化
- 緊急時にも、温浴・商業の全セクションへの一斉連絡が可能に
温浴施設:離れたスタッフ同士をつなぎ、お客様を待たせない連携へ
豊洲市場に隣接する商業施設「豊洲 千客万来」には、天然温泉や宿泊施設を備えた「東京豊洲 万葉倶楽部」が併設されています。両施設の開業にあたり、スタッフ間の連絡手段としてBuddycomを導入しました。
東京豊洲 万葉倶楽部では、フロント、レストラン、清掃、施設管理など、さまざまなセクションのスタッフが館内の異なる場所で働いています。そこでBuddycomの通話グループを業務ごとに分け、必要な相手へ移動することなく連絡できる環境を整えています。
例えば館内には、来館時の受付を行うメインフロントとは別に、岩盤浴や家族風呂などの予約を受け付けるフロントがあります。お客様からお問い合わせを受け、すぐに回答できない場合でも、スタッフがわざわざ別のフロントまで確認に行く必要はありません。Buddycomで担当スタッフに確認し、スムーズにお客様へご案内できるようにしています。
こうした使い方はフロントだけではありません。レストランでは離れた場所にいるスタッフの所在確認や宴会対応の調整、館内で汚損や割れ物などが発生した際には清掃スタッフへの応援要請など、日々のさまざまな場面で活用されています。
温浴施設ならではの連携にもBuddycomが役立っています。例えば、男性スタッフが女性のお客様から女性用エリア内での対応を求められた場合には、すぐに女性スタッフへ連絡し、担当者を探し回ることなく、対応できるスタッフへスムーズに引き継いでいます。
商業施設:離れた事務所や駐車場とも、その場からすぐにつながる
併設する豊洲 千客万来でも、インフォメーションや警備、清掃など、広い施設の各所で働くスタッフの連携にBuddycomを活用しています。
特に役立っているのが、インフォメーションと事務所のやり取りです。両者は離れた場所にあるため、担当者を呼びに行くとなれば、その分だけお客様対応の現場を離れなければなりません。
現在は、インフォメーションが混雑した際の応援要請や、その場にいるスタッフだけでは判断が難しい問い合わせなどをBuddycomで共有しています。接客中など声を出しにくい場面では、Buddycomの定型文送信機能も活用。声を出さず、すぐに事務所へ応援を求められるようにしています。
また、警備スタッフは、施設内の駐車場と道路を挟んだ別の駐車場との連絡にBuddycomを活用しています。駐車場の状況や設備の異常、応援が必要な場面などをリアルタイムに共有できるため、離れた場所にいても一つのチームとして動くことができます。
そのほか、突発的な清掃依頼やマイクロバスのドライバーとの連絡にも利用しています。スタッフが広い施設内外を移動して働く中で、「相手のいる場所まで行かなくても、その場で必要な人につながる」コミュニケーションを支えています。
緊急連絡では温浴施設と商業施設を一つのグループでつなぎ、一斉に情報を発信
こうした日常業務の効率化に加え、お客様とスタッフの安全を守る防災・BCP対策の一環としてもBuddycomを活用しています。
通常のインカムでは、それぞれのセクションが別々のチャンネルで通話している場合、他セクションへの一斉連絡を行うには、個別にチャンネルを切り替えて発話する必要があり、初動が遅れるリスクがありました。
Buddycomでは、セクションごとに普段使用する通話グループを分けながら、温浴施設・商業施設の全セクションが参加する「緊急連絡グループ」も設定しています。緊急連絡グループからの音声は、普段どのグループで通話していても確実に受信できる運用にしています。
これにより、商業エリアでの煙感知器の作動や地震、事件・事故の発生時にも、普段使用している通話グループにかかわらず、施設全体へ一斉に情報を届けることができます。緊急時の迅速な初期対応や避難誘導につながる体制を整えています。
緊急時に、普段使用しているグループをまたいで全体へ一斉発信できるのは、Buddycomの大きな強みです。管理画面も直感的で使いやすく、温浴施設・商業施設など、組織の階層ごとに細かく権限を設定できる点も非常に重宝しています。