黒鶏ファニー
株式会社D-climbが経営する黒鶏ファニーでは、鹿児島県産の地鶏〝黒さつま鶏 黒王(こくおう)〟を全国に広めていきたいという想いでオープンしました。 人気の二大名物である「鶏刺し」と「地鶏の炭火焼き」をはじめ、新鮮な鶏肉を活かした美味しい逸品を、厳選した焼酎と共にご提供しています。
日本
- 業界
- 飲食
- 利用シーン
- 居酒屋
- 利用開始時期
- 2021/3
Buddycom導入の背景
オープン当初、スタッフ間の情報連携に従来のインカムも検討しましたが、購入するのに1台2~3万円しますし、端末をベルトに装着しなければならず、イヤホンとのコードがとても邪魔でした。
Buddycomを導入した理由
スマートフォンでオーダーをとっていますので、注文とインカムがスマートフォン一台で業務ツールを利用できるようにしたく、インカムアプリを探していたところ、Buddycomを見つけました。
導入後の効果は?
店内移動の減少、階段の上り下りがなくなり、負担軽減
Buddycomで改善されたことは、店内の移動が少なくなったことと、階段の上り下りがなくなったことでスタッフの負担が軽減されたことです。
また、スムーズな情報連携により、問題やイレギュラー時の対処が素早くできるようになりました。全員に一斉にアナウンスができるため、抜け漏れなく情報を連携できています。
私たちが導入したスマホハンディは初期費用+iPhone SEの料金が必要で、月々のランニングコストは全体で15,000円ほどです。それにプラスで、Buddycomが5IDで3000円ほどしかかかっていませんのでとてもお得に業務ツールをスマートフォンに一本化ができました。
店舗の営業は6時間ほどで、ネットワーク環境はWi-Fiを使用していますが、Buddycomのバッテリー使用は1日14%ほどしか使われていません。
Wi-Fiのアクセスポイントが2階にあるため、オーダーアプリの通信がたまに遅くなることがありますが、Buddycomは問題なく使えるため、データがとても軽いことがわかります。
利用シーン
1階と2階のホールスタッフと、キッチンで情報連携
2フロアある黒鶏ファニー田町店では、1階で来店したお客様を二階に案内する際に、2階のスタッフが手が空いているかなどBuddycomで情報連携し、2階のスタッフはお客様を階段付近でお待ちし、席へ案内します。お客様が帰る際も、2階のスタッフが1階へ情報連携してお客様をスムーズにご案内しています。
2階へはフード用のエレベーターを使い料理を運んでいるのですが、合図などがないため、その際にキッチンから2階のスタッフへ「料理上げました」「ドリンク上げました」などとBuddycomで報告しています。料理がまだ来ていないと言った場合も、スタッフがキッチンに確認するのが容易で助かっています。
また、イレギュラー対応時、店長への報告が必要な際や、キッチンから全スタッフへ向けて品切れの報告をする際は、スタッフはメニューの品切れがリアルタイムに把握でき、お客様にもその場で伝えることができるためサービスの向上につながっています。
キッチンでは、iPhoneスタンドを設置して固定してます。基本的に、両手が塞がっているので、Buddycomで話すときは「Face to Talk」モードを利用しています。顔を向けると発話状態になり、顔をずらすと終話されますので、iPhoneを汚さずにとても便利に使わせてもらってます。
周辺機器について
騒がしい店舗で利用する際は、イヤホンは骨伝導タイプがオススメ
利用しているイヤホンによってはお客様の声まで拾ってしまうため、居酒屋のような活気のある店舗でも音声が聞き取りやすいイヤホンが必要になります。
現在は安価な耳を塞がないタイプのイヤホンを利用していますが、騒がしい店内でもクリアに聞こえるように骨伝導タイプの導入を検討しています。
スタッフは皆、店舗で用意したBluetoothイヤホンを使っていますが、みな若いと言うこともあり、ペアリングも問題なくスムーズに行えています。
Buddycomへの期待
トライアル中にライブキャストを使ってみました
Buddycomのトライアル中は全ての機能が使えたため、ライブキャストも活用してみました。
忙しい時間帯のオーダーの入り具合をライブキャストでスタッフに映像中継したり、料理の作り方や盛り付けを共有していました。
昔はレシピは文字で読んでいましたが、動画を見た方がわかりやすいです。新規オープン時や新人の教育に活用できると思います。
今回私たちはTalk Liteプランにしたのでライブキャストは利用できないのですが、映像コミュニケーションは業種によってはとても便利な機能だと思います。
吉田 潤 様
株式会社D-climb
代表取締役