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2022.11.28

PTT通話との同時映像配信技術に関する米国特許を取得

株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)は、PTT通話との同時映像配信技術に関する特許「1対多のグループ一斉データ通信Buddycomの映像配信技術」(以下、本発明)を2022年11月1日に米国にて取得したことを発表いたします。

本発明は、音声を中心としたコミュニケーションプラットフォームであるBuddycomを、映像も含めたライブコミュニケーションへ進化させた技術であり、2020年12月に販売開始した「Livecast Lite」、「Livecast Enterprise」プランにて提供をしておりますが、中長期的な海外展開を見据え、各国での出願を行っております。

【背景・解決する課題】

本発明は、1対多の音声データ通信を実現するPoC(Push-to-Talk over Cellular)で音声データを送信するとともに、映像データを別チャンネルで同時に配信する技術です。これにより言葉だけでは説明が難しい現場の状況でも、配信映像を確認しながらコミュニケーションすることで、より正確な情報共有を実現し、チームメンバーが離れた場所にいても、ひとつのチームとして機能する「現場DX」を推進します。

またライブ配信した映像データは、音声通話データと同様にサーバーに保存され、後で再生やダウンロードができます。これにより、記録された作業内容を見直し、作業の改善を図ることが可能になります。

本発明によるライブキャスト機能は、現場での移動しながらの撮影も可能な上、ウェアラブルカメラ、定点カメラとしても利用できます。昨今のコロナ禍では、出張が制限される中での国内・海外工場の映像を用いた遠隔チームコミュニケーションとしての需要が高く、お客様から支持を得ました。

【今後の展望】

当社では、サイエンスアーツにしか提供できない独自機能の拡大のため、今後もサービス開発や機能開発を進め、知財への投資を行います。また、この知財への取り組みにより、お客様の利便性を向上するとともに、収益の拡大を目指し、当社のミッションである「世界中の人々を美しくつなげる」ことを実現してまいります。

Buddycomとは

デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。利用実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーション手段として利用されています。https://www.buddycom.net/ja/index.html

株式会社サイエンスアーツについて

サイエンスアーツは、「世界の人々を美しくつなげる」をミッションとして掲げ、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に600社を超えるお客様の現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AIなどを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。

お問い合わせ

【社名】 株式会社サイエンスアーツ

【所在地】 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階

【代表取締役社長】平岡 秀一

【資本金】 五千万円

【設立】 2003年9月

【E-mail】 pr@science-arts.com

【Webサイト】 https://www.buddycom.net/