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2021.07.21

音声でスマートグラスを操作し映像と会話で現場を遠隔支援 BuddycomとRealWearが連携開始

株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)が提供するデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」は、日本システムウエア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:多田 尚二)が提供する産業用スマートグラス「RealWear HMT-1」と連携を開始したことを2021年7月28日付で発表します。これにより、1対Nの遠隔での映像PTT※1(以下ライブキャスト)コミュニケーションが100%ハンズフリーで実現可能になりました。

Buddycomでは、スマートフォンやタブレットを使ってその場の映像をリアルタイムにグループ全員に配信できる「ライブキャスト」機能を2020年1月にリリースいたしました。離れた場所にいてもワンタッチで瞬時に、かつ複数人に音声と映像を共有できるこの機能は、誰でも、簡単に、確実に実現できるデスクレスワーカー遠隔支援のためのソリューションとして好評です。

一方でデスクレスワーカーのお客様からは、スマートフォンを手に持つことなく100%ハンズフリーでライブキャストを行いたい、目線の位置で映像を確認したい、手振れ補正のついているハードウェアでBuddycomを利用したいといった声をいただいていました。

この度、RealWear HMT-1とBuddycomとの連携により、これらのご要望が実現可能になりました。

RealWear HMT-1は音声で操作する100%ハンズフリーのAndroidスマートグラスです。目の前に映し出された情報を見ながら音声で操作することができるため、両手を自由に使う事ができ、特に「危険な場所での作業」「手が汚れる作業」「両手が離せない作業」などの場面に適しています。

RealWear HMT-1はヘルメットに装着して使用することで、両手を開放して利用できます。 RealWear HMT-1はIP66、2メートルの落下に耐える耐衝撃性、16MPの4軸手ぶれ補正機構、通常使用でフルシフト(9~10時間)の運用に対応するバッテリーとなっており、Buddycomをご利用いただいているデスクレスワーカーのお客様のニーズにお応えできる仕様となっています。

動作イメージ動画:https://youtu.be/pFWPBOFvhY0

使い方はシンプル。音声アシスタントに話しかける感覚です。

予めBuddycomをインストールしたRealWear HMT-1を用意するだけで作業者はライブキャスト機能をシンプルにご利用いただけます。RealWear HMT-1の電源を入れ、以下の言葉を発するだけでBuddycomのライブキャストが起動し、必要なメンバーに映像を共有して同時に録画を始めます。さらに、共有した映像を見ながら、グループ内のメンバーと音声でのやりとりが可能です。

  • 「バディコム」→Buddycomが起動
  • 「ライブを開く」→ライブキャスト画面に切り替わる
  • 「ライブキャスト」→ライブキャストが開始/終了
  • 「トークを開始」→通話開始
  • 「トークを終了」→通話終了

作業者はRealWear HMT-1、受信者はスマホ・タブレット・PCで映像を閲覧できます。

BuddycomはあらゆるOSに対応しています。

作業者はRealWear HMT-1を装着して映像を共有。受信者はスマートフォン、タブレット、PC(Windows版開発中、β版提供可能)でリアルタイムに映像を確認することができます。もちろん自動録画されているので保存期間内であればいつでも見返すことが可能です。RealWear HMT-1を1人1台配布するのか、現場に1台配るのかは現場のニーズに応じて自由に選択できます。

ご利用シーン例

製造業・プラント・物流倉庫・インフラ・建設などタフなデスクレスワーカーが働くタフな現場と他拠点・事務所を繋ぐ遠隔臨場に対応します。現場でRealWear HMT-1を使って撮影した映像をリアルタイムに遠隔地からフォロー、指示出しすることが可能です。

※1 映像PTT…PTTとは、Push to Talkの略で無線機やインカムの様に押しながら話す通話方式のことです。映像PTTはBuddycomでは、ライブキャストのことを指します。

RealWear HMT-1とは

世界初の産業現場向けハンズフリーウェアラブルコンピュータであり、Android™タブレットクラスの性能を誇ります。RealWear HMT-1は湿度が高く、なおかつ高温で危険な環境や、騒音が大きい環境下でも使用できます。非常に堅牢なヘッドマウントデバイスで、自由に安全ヘルメットに装着したり、安全帽に取り付けることができます。また、保護眼鏡や視力矯正メガネと一緒に使用可能であり、高解像度のマイクロディスプレイは7インチタブレットを30cmほど離した距離で見た時と同等の画面の大きさで、視線のすぐ下に表示され、画面を見なくても良い時はディスプレイを視線外に動かすことができるため作業者の安全性も下がりません。HMT-1はRealWearのソリューションパートナーが提供しているウェブ会議やワークフロー、中央制御システムと連携でき、それぞれ完全にハンズフリーの音声制御で操作可能です。指でのスクロールやスワイプ、タップは不要で、音声だけで操作できます。

日本システムウエアwebサイト:https://www.nsw.co.jp/

Buddycomとは

“現場が変わる“未来型チームコミュニケーションのクラウドサービスです。音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。利用実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーションとして利用されています。https://buddycom.net/

Buddycomは音声・映像での遠隔コミュニケーションが可能なツールとなっていますので、新型コロナウイルスの感染再拡大の中でも、多くの現場で活躍しています。1ヶ月無料でお試しできますので、ぜひ実際に触ってみてください。

無料トライアルはこちらから:https://console.buddycom.net/static/pc/signup.html#/

サイエンスアーツについて

サイエンスアーツは、「世界の人々を美しくつなげます」をミッションとして掲げ、未来型チームコミュニケーションアプリ「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に350社を超えるお客様の現場で活用されており、音声のみならず、テキスト、画像、動画、位置情報、AIなどを活用することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾンタル×SaaSアプリケーションです。

会社概要

【社名】株式会社サイエンスアーツ

【所在地】東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階

【代表取締役社長】平岡 秀一

【資本金】五千万円

【設立】2003年9月

【TEL】03-5846-9670

【E-mail】pr@science-arts.com

Buddycom https://www.buddycom.net/