【Buddycom】発話自動検知の完全ハンズフリー通話を実現 -オリパラ時のテレワークや両手を使う作業員の業務効率化-
株式会社サイエンスアーツ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)は、現場が変わるクラウドサービス 未来型チームコミュニケーション「Buddycom(バディコム)」のハンズフリー(VOX※1)機能をリリースしたことをお知らせします。これにより、音声の有無を自動検知し、音声があるときのみ通話を開始することが出来るようになり、手が塞がっている作業員(電力・ガス・プラント・建設・メンテナンスなど)やオリンピック・パラリンピック対策のテレワークなどの業務コミュニケーションを向上させます。
Buddycomは、アプリ画面のPTT※2(プッシュトーク)ボタンを押しながら、またはイヤホンマイクなどの周辺機器を使ってチームで会話をするコミュニケーションツールとして多くの現場で利用されています。
今回、音声に反応して自動的に通話開始状態にし、話すのをやめると自動で通話終了状態になるVOX機能が追加されたことにより、両手を一切使わないハンズフリーでのグループ通話が可能になりました。それにより、作業員は更に現場業務に専念することが出来るようになります。
BuddycomのVOX機能は、電力・ガス・プラント・建設・メンテナンス業など両手がふさがるような業務をする作業員の方がメイン対象となり、ユーザーからの強い要望で開発に至りました。
また、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会時に都心の混雑回避のためテレワークを検討しているユーザーからも、チーム作業を円滑に進めるだけでなく、ハンズフリーでグループ通話が可能なBuddycom を利用したいという声が上がっています。
BuddycomのVOX機能は最先端のディープラーニング技術を活用したものであり、今後学習データを追加することで、音声検知精度をより向上させることが可能です。
今後は、既存のVOXでは誤検知されてしまうような特殊な音響環境下の現場において、それぞれの特殊環境のデータを学習させたモデルを複数用意し、お客様の環境に合わせて切り替えることによって、VOXのパラメーター変更時にありがちな副作用を起こさず検知精度を向上させることも可能となります。
なお、Buddycom のVOX 機能の使用料は基本使用料(月600 円~)に含まれており、オプションの購入は必要ありません。
現在、iOS版がリリースされており、Android版は3月にリリース予定です。
※1…VOX(Voice Operated eXchange)とは、音声を感知すると自動で送信状態になる機能。音声を感知しなくなると自動で送信スイッチがOFFになる。
※2…PTT(プッシュトーク)ボタンを押している間に話すことができる通信方式。トランシーバーの使用方法と同様で、一斉同報が可能。
※利用の際はイヤホンマイクの使用を推奨しています。
◾️ Buddycomとは
“現場が変わる“未来型チームコミュニケーションのクラウドサービスです。音声や動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。利用実績では、航空、鉄道、建設、流通など様々な業種でのコミュニケーションとして利用されています。また、災害などの緊急連絡手段(BCP)として利用していただいています。
主な特徴は以下の通り。
- マーケットプレイス(音声テキスト化、自動翻訳コミュニケーション、etc)
- 様々な業種でパートナーエコシステムを推進
- 24時間365日のミッションクリティカルで利用
- グローバルにサーバーを分散したディザスターリカバリー構成
- 運用支援(SAML認証。アプリ設定の一括管理)
- 企業間でのチームコミュニケーションをサポート(音声共有、音声テキスト化、LIVE動画など)
- 監査ログの取得