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北九州市交通局

http://www.city.kitakyushu.lg.jp

北九州市交通局は福岡県北九州市の旅客自動車、運送事業を担う地方公営企業法に基づく地方公営企業であり、 バス事業(公営バス)を展開しています。

ロケーション 北九州

業界
交通機関
利用シーン
市営バス
利用開始時期
2015/12

Buddycom導入の背景

私たち市営バスの事業計画の中で、バスの利用者へのサービス向上と、危機管理体制のさらなる構築の中で、IP無線機のように通信エリアが広く、災害時でも通信がダウンすることなく利用できる製品を探していたところ、スマホIP無線に出会いました。

Buddycomを導入した理由

IP無線機・ドライブレコーダー・バスロケーションシステムなどの通信費用(携帯キャリアの通信)で毎月かかるランニングコストをどうにか一本化したいと考え、アプリを利用することでそれらのコストをかなり抑えることができるためスマホIP無線の本製品を選びました。

導入して良かったことは?

最大のメリットは、運転者と管理する側の 情報の共有がスムーズにできるようになったことです

まず、バスの運転者は出庫すると、情報も運転者からの一方的な連絡のみで孤独でとても閉鎖的だったのですが、今は、スマホIP無線の個別通話やグループ通話を使ってやりとりができ、さらに営業所から運転者がどこにいるかもわかります。緊急時でも即、対応できるようになりました。
その他、お客様の荷物があったよ、や、工事や事故で今何分ぐらい遅れているかなど、リアルタイムでの情報の共有ができるようになり、それにより、お客様からのお問い合わせなどにも迅速に対応できるようになりました。

導入後の効果は?

ランニングコストが安価に

今回初めて市営バスに無線機を導入することになったのですが、貸切バスの方では以前固定型の無線機を利用していまして、そちらと比べると初期費用は半分以下になりました。
今後、サービス向上のためのドライブレコーダーやバスロケーションシステムなどを、IP無線と同じスマホで活用していくことで、将来的にランニングコストが大幅に削減される見込みです。

今後の展望は?

インバウンドのお客様のために 翻訳機能を活用しようと検討中です

スマホIP無線はリアルタイムにバスの位置情報を取れるので、今後、バスロケーションシステムに活用できたらと検討しております。
また、インバウンドのお客様も増えてくると思いますので、新機能である翻訳機能など、今後、活用の幅が広がっていくと思います。

以前はここが不満でした
バスの遅延や荷物をお忘れになったお客様などからのお問い合わせが営業所に来た場合、バスの運転者の私物の携帯電話に連絡していたのですが、その連絡に気づかなかったり、終点に着かないとやり取りできなかったりで、今どの辺りにいるのか、本当に忘れ物や落し物があるかの確認が取りにくいことでした。
山本 竜二

山本 竜二様 北九州市交通局
営業推進課 運輸サービス係 事業推進担当 係長

Aldioだから出来たコト
2015年12月から本製品を使用しているのですが、後からJアラート受信の仕組みが必要になりました。北九州市交通局では、新たな機材を購入することなく、スマホにアプリをインストールするだけで、Jアラート受信の環境を実現することができました。これは、スマホIP無線にしかできないことだと思いましたね。
山下 信博

山下 信博様 北九州市交通局
営業推進課 運輸サービス係 事業推進担当 主任