プッシュツートーク(プッシュ・ツー・トーク/プッシュ・トゥ・トーク)、PTT、Push To Talkはどれも同じ意味です。
プッシュツートークは、プレストークや単身通信ともいい、半二重通信の一種です。
送受信機器の送信ボタンを押している間は送信状態となり、音声通話をすることが可能になります。トランシーバーや無線機のようなものです。
1対1の通話のほか、複数の通話先を指定し、全員を同時に呼び出して話しかけることが可能ですが、通常の電話と異なり、双方向に同時に話しかけることはできません。
一人の通話者の発信が終わり、通話ボタンを離すのを待って自分の通話ボタンを押すことで話しかけることが可能になります。
それゆえ、自分の通話が終わり、相手に送信権(発言権)を譲るときには、「どうぞ」や「以上」というように発言終了の意思表示をするのが一般的です。
無線電話、第三世代携帯電話の付加サービス、一部のインスタントメッセンジャーの通話方式として使われています。
Buddycomはプッシュツートークの専用機器を使わず、スマートフォンでプッシュツートークの会話を実現しつつ、先進的で便利なIoTやAIなどの関連機能もあわせて使用することができます。
電話と違い、相手の応答を待たずに音声を届けることができます。
電話と違い、複数人へ一斉に音声を届けることができます。
緊急事、電話よりも早く、確実に音声を届けることができます。
プッシュツートークが使えるスピーカーマイクやイヤホンマイクが増えてきました。
電話(家や会社などに設置する固定電話やモビリティー性に優れているスマートフォンなどの携帯型電話を含む)は全二重通信の一種です。
電話機をもつ受発信者が相互に相手の発言を受信し、また同時に相手に向けて発信することができます。
電話機へ発した音声を電話回線を介して遠くにいる相手にも伝えることができる通信手段・通信機器・通信網です。
近年では追加機器や付帯サービスなどを利用することによって3者以上の同時通話やビデオ通話も可能です。
一方、プッシュツートークは通常の電話と異なり、双方向に同時に話しかけることはできませんが、
送受信機器の送信ボタンを押している間は送信状態となり、音声通話をすることが可能になりますので、話したい相手を選択する・受話器をとる・応答ボタンを押すといった行動が無くなり、リアルタイムに音声を伝達できます。
一人の通話者の発信が終わり、通話ボタンを離すのを待って自分の通話ボタンを押すことで話しかけることが可能になります。
チャットは一般的にはインターネットを含むデータ通信回線を利用したコミュニケーションを指します。
現在では文字だけでなくスタンプや写真、音声、動画などを送受信することもできます。
送受信はリアルタイムで行え、受信者は自身の都合が良いタイミングでその内容を確認することができます。
送受信者は自身が参加している任意のチャットルーム(もしくは参加を許諾されたチャットルーム)の中で送受信を行うことができます。
一方、プッシュツートークでは、自身が参加している任意のグループやユーザーに対して音声の受発信を行うことができます。
PPTの最大のメリットは、クリティカルな現場において「必要な情報だけを」「必要な時に送信できる」ことにあるということです。
PTT(ホールド)とトグルとの比較においては、現場の声がダダ洩れになってしまうのはストレスであるので、送りたい情報だけを確実に送ることができるのがPTTのよさだと思います。
この点をチャットと比較した場合、「インターネットを含むデータ通信回線を利用したコミュニケーション」であるのは同じですので、情報の共有が「同期」であるのがPTT、「非同期」であるのがチャット、と認識しているのですがいかがでしょうか。
Web会議ツールは音声や映像の入出力デバイスとしてのパソコンやスマホ、タブレットとネットワーク環境によって、場所や時間にとらわれずにコミュニケーションや会議を行うことができるツールです。専用機器を必要とするテレビ会議と比較して一般的には設備やコスト面などにおいて手軽に導入できます。近年ではデバイスとネットワーク環境の進歩によって音質や画質も向上しているため、社内における遠隔会議のみならずWebを使ったオンライン営業、授業、診察、面接などにも活用されています。
プッシュツートークとWeb会議ツールのどちらも音声・映像の入出力デバイスとしてスマホやタブレットを使用することができます。また、プッシュツートークは前述のとおり半二重通信ですが、Web会議ツールは双方向通信が一般的です。
Web会議ツールは主に会社などで着座して使用するのが一般的なのに対してプッシュツートークは店舗や現場といった接客や工事・メンテナンスなどのフィールドワークなどでも使用されています。
プッシュツートークとWeb会議ツールの違いは、
「(PTTは)その場で、全員に発信するため、あらかじめ時間を決めて集まる(参加する)必要がない」、「(PTTは)その場で、全員に発信するため、その都度URLなどを通知する必要がない」、「(PTTは)グループに所属している全員に発信するため、その都度参加メンバーを指定する必要がない」という点にあるかと思います。
また、Buddycomには他のトランシーバーアプリにはない、映像プッシュツートークが可能で、映像を全員に一斉に配信しながらプッシュツートークをすることができます。
Web会議を設定するまでもないけども、「今、スマートフォンで映像を映しながら話したい」、といった際に、Buddycomは最適です。
プッシュツートークのメリットは何よりも相手を待たずにリアルタイムに音声を届けることができることです。
電話のように相手の電話番号をダイヤルする必要もなく、発話したい相手やグループを選択しボタンを押すことで、一瞬で音声を届けることができます。
しかし、従来の電話では相手が受話器をとる・応答ボタンを押すと言った行動が必要で、相手が忙しい際などは、電話に出ることができず通話ができないと言ったことが起こります。
また、電話回線と違い、チャットツールやWeb会議ツールによるインターネット回線を使った音声や動画通話も、相手の応答を待つ必要があります。
このため、現場や店舗など業務で情報連携ツールとして扱う際は、正確で確実なリアルタイム性が求められる、プッシュツートークがオススメです。
現在、たくさんのPTT(プッシュツートーク)つきスピーカーマイクやイヤホンマイクも普及してきました。
プッシュツートークもインターネットを利用してデータ通信網で通話を行えば、通話コストが安くなるメリットがあります。
そのため、PTTアプリとPTTボタン付き周辺機器をセットで導入する現場や店舗も増えています。
リアルタイム性があり現場や店舗などでとても便利なプッシュツートークですが、デメリットもあります。
電話としての会話とは異なり、複数のユーザーの音声は同時には流せません。
トランシーバーのように、他のユーザーに対して発言できるのは、PTTボタンを押している1人だけです。
ですので、1人が話し終わるまで次の人は話せないのです。
しかしBuddycomなどのPTTアプリには、双方向通話という、複数人が重なって話せる機能を持ったものもありますので、あまり問題ではないでしょう。
プッシュツートークに対応したサービスはいくつかありますが、ここではBuddycom(当サービス)をご紹介いたします。
Buddycomはトランシーバーやインカムを超える、100%日本製の自社開発チームコミュニケーションアプリです。
業務利用での音声グループ通話としての機能はもちろん、映像中継やAIなど、それに付随する便利な機能も随時追加されています。
Buddycomにはプッシュツートーク機能が備わっています。トランシーバーや無線機と違い、インターネット通信を使用したアプリケーションになっていますので、距離に関係なく、安価にプッシュツートークを利用することができます。
通信はSSL/TLSで暗号化され、あなたの企業情報を守ります。
スマートフォン・タッブレットで使用でき、誰でも、すぐに、カンタンにプッシュツートーク+Buddycom使い始めることができます。
1ヶ月無料でお試しできますので、Buddycomのプッシュツートークに触ってみてください。
プッシュツートークはとても便利な機能です。
ただし、どんな端末で利用するかで使い勝手が大きく変わってきます。
最近ではスマートフォン、タブレットに対応したプッシュツートークアプリが販売され、さらにお手軽に試すことができるようになりました。
Buddycom (IP無線アプリ) |
IP無線(専用機) | 特定小電力トランシーバー | 簡易無線 | MCA無線 | 業務用無線 | |
導入コスト(初期費用) | 0円 (スマホ・タブレットで使える。別途イヤホンは必要) | 5~15万円 | 数千円~1万円 | 2万円~10万円 | 15~25万円 | 高価(設備による) |
ランニングコスト | 660円~/月 | 1,800円~/月(2年~7年契約必須) | 0円(耐用年数1~2年) | 0円(耐用年数2~3年) | 2,000~3,000円/月 | 設備による |
利用範囲(距離) | 世界中(ただし製品による) | 日本全国(インターネット通信の利用範囲) | 〜1km(遮蔽物に弱く、利用範囲が急激に短くなる) | 〜5km(遮蔽物に弱く、利用範囲が急激に短くなる) | 十数km〜日本全国(契約範囲次第) | 十数km(設備による) |
免許・認可等 | 不要 | 不要 | 不要 | 一部必要 | 必要 | 必要 |
グループ数(チャンネル数) | 製品による(1グループのものから無制限のものまで様々) | 制限あり(255等) | 9~47 | 30,35,65 | 制限あり | 制限あり(周波数の割当による) |
セキュリティ(混信・盗聴) | △(製品による) | △(製品による) | × | △(製品による) | △(製品による) | △(製品による) |
強み | ・安価 ・拡張性:1台の携帯電話、タブレットで使用でき、他の業務アプリと同時に使える |
・専用機に慣れている人がいる | ・安価 ・専用機に慣れている人がいる |
・専用機に慣れている人がいる | ・専用機に慣れている人がいる | ・業種ごとに専用の周波数 ・専用機に慣れている人がいる |
弱み | ・操作性:携帯電話やタブレットに慣れていない人は抵抗感を示す場合がある | ・高価 ・専用機が必要 ・拡張性は無い |
・壊れやすい ・利用範囲に制限あり ・混信、傍受されやすい |
・利用範囲に制限あり ・専用機が必要 ・拡張性は無い |
・高価 ・専用機が必要 ・拡張性は無い |
・設備投資が必要であり非常に効果 |
その他 | ・短期契約で使える ・スマホ、タブレットがあればすぐに使える |
・長期利用が必要 ・レンタルもあるが高い |
・1~2年で故障 ・混雑場所では混信 ・グループ数が少ない |
・人口集中エリアしかカバーしていないので利用できない場所がある | ・専用周波数は公共機関のみ利用可 |
導入コスト(初期費用) | |
IP無線 (アプリ) |
0円 (スマホ・タブレットで使える。別途イヤホンは必要) |
IP無線 (専用機) |
5~15万円 |
特定小電力トランシーバー | 数千円~1万円 |
簡易無線 | 2万円~10万円 |
MCA無線 | 15~25万円 |
業務用無線 | 高価(設備による) |
ランニングコスト | |
IP無線 (アプリ) |
660~/月 |
IP無線 (専用機) |
1,800円~/月(2年~7年契約必須) |
特定小電力トランシーバー | 0円(耐用年数1~2年) |
簡易無線 | 0円(耐用年数2~3年) |
MCA無線 | 2,000~3,000円/月 |
業務用無線 | 設備による |
利用範囲(距離) | |
IP無線 (アプリ) |
世界中(ただし製品による) |
IP無線 (専用機) |
日本全国(インターネット通信の利用範囲) |
特定小電力トランシーバー | 〜1km(遮蔽物に弱く、利用範囲が急激に短くなる) |
簡易無線 | 〜5km(遮蔽物に弱く、利用範囲が急激に短くなる) |
MCA無線 | 十数km〜日本全国(契約範囲次第) |
業務用無線 | 十数km(設備による) |
免許・許可等 | |
IP無線 (アプリ) |
不要 |
IP無線 (専用機) |
不要 |
特定小電力トランシーバー | 不要 |
簡易無線 | 一部必要 |
MCA無線 | 必要 |
業務用無線 | 必要 |
グループ数(チャンネル数) | |
IP無線 (アプリ) |
製品による(1グループのものから無制限のものまで様々) |
IP無線 (専用機) |
制限あり(255等) |
特定小電力トランシーバー | 9~47 |
簡易無線 | 30,35,65 |
MCA無線 | 制限あり |
業務用無線 | 制限あり(周波数の割当による) |
セキュリティ(混信・盗聴) | |
IP無線 (アプリ) |
△(製品による) |
IP無線 (専用機) |
△(製品による) |
特定小電力トランシーバー | × |
簡易無線 | △(製品による) |
MCA無線 | △(製品による) |
業務用無線 | △(製品による) |
強み | |
IP無線 (アプリ) |
・安価 ・拡張性:1台の携帯電話、タブレットで使用でき、他の業務アプリと同時に使える |
IP無線 (専用機) |
・専用機に慣れている人がいる |
特定小電力トランシーバー | ・安価 ・専用機に慣れている人がいる |
簡易無線 | ・専用機に慣れている人がいる |
MCA無線 | ・専用機に慣れている人がいる |
業務用無線 | ・業種ごとに専用の周波数 ・専用機に慣れている人がいる |
弱み | |
IP無線 (アプリ) |
・操作性:携帯電話やタブレットに慣れていない人は抵抗感を示す場合がある |
IP無線 (専用機) |
・高価 ・専用機が必要 ・拡張性は無い |
特定小電力トランシーバー | ・壊れやすい ・利用範囲に制限あり ・混信、傍受されやすい |
簡易無線 | ・利用範囲に制限あり ・専用機が必要 ・拡張性は無い |
MCA無線 | ・高価 ・専用機が必要 ・拡張性は無い |
業務用無線 | ・設備投資が必要であり非常に効果 |
その他 | |
IP無線 (アプリ) |
・短期契約で使える ・スマホ、タブレットがあればすぐに使える |
IP無線 (専用機) |
・長期利用が必要 ・レンタルもあるが高い |
特定小電力トランシーバー | ・1~2年で故障 ・混雑場所では混信 ・グループ数が少ない |
簡易無線 | |
MCA無線 | ・人口集中エリアしかカバーしていないので利用できない場所がある |
業務用無線 | ・専用周波数は公共機関のみ利用可 |
散歩や食事をするときに常に介助が必要な介護施設などで、手がふさがっている介護士さんが急に助けが必要になったとき、メールで助けを呼びたいと思う人はいませんよね。
常に接客を求められる店舗、資材や図面を携えている建設現場、稼働中の工場、物流などの輸送の現場、命をあずかる病院、などなど。リアルタイムで手短に必要なコミュニケーションをし、チームで問題の解決にあたる。そのような現場にBuddycomは最適です。
Buddycomは、仕事の現場に最適化した先進的なリアルタイム・チーム・コミュニケーションサービス(ツール)です。
クラウドサービスであるため、会社で導入するためにサーバーを購入・管理する手間は不要です。最適なイヤホンマイクとの組み合わせで、いちいちスマホを取り出す必要もありません。
また、Buddycomは音声によるコミュニケーションのみならず、映像もリアルタイムでチームに共有することができるため、より正確な情報をチーム全員にスピーディーに伝えることができます。
さらに位置情報(IoT)やAIを活用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションによってタイムリーに状況の把握ができ、即座に次のアクションにつなげることができます。
Buddycomは、お客様をお待たせしない、問題を即座に解決できる、危険を回避・低減できる、といったことを通じて安全確保、売上増加、コスト削減や顧客の信頼獲得などを実現できます。
プッシュツートークに対応した周辺機器は、多く普及してきています。
例えばスピーカーマイクやイヤホンマイク、PTTボタンといったものがあります。
有線で端末につなげるタイプか、Bluetoothでコードレスに使うタイプの2種類に分かれ、現場や店舗によって使う周辺機器が異なります。
Buddycomにはサポート対象である専用の周辺機器が用意されており、ユーザーに使いやすいものを揃えています。
※専用周辺機器以外でも利用できないことはないですが、サポート対象外となっており、動作の保証はしていません。
工場や整備現場で働く方達は、グローブが汚れていてスマートフォンを触ることができないことも多いと思われます。
アプリ画面ではなく、スマートフォンの側面などを押すことでプッシュツートークがしたい、そんなお悩みはありませんか?
PTTボタン(通話ボタン)搭載のスマートフォンは、現場用に頑丈で強固な作りになっており、スマートフォンの側面にあるダイレクトボタンを押すことで、スマートフォンのアプリ画面を触らずに音声を発信することができます。
スマートフォンがロック状態でも発信が可能で、Buddycomなら映像もダイレクトボタンで配信が可能です。