全国初、Buddycomを消防本部の主連絡手段として採用!
導入の背景
- 消防救急デジタル無線の不感地域が多いことに加え、音が割れて聞き取りづらいことがあった
- 映像共有システムの受信人数に制限があったほか、隊員が記録を確認できなかった
導入の効果
- 山間部でも感度が良好で、音声もクリアに聞こえた
- 映像を人数制限なく、全員に共有できた
- 映像と併せて通話内容も文字として記録が残り、後から確認できる
全国初、Buddycomを消防本部の主連絡手段として採用!
茨木市消防本部では、茨木市民28万人の安全安心のため、消防活動において最も重要である情報伝達ツールとして、Buddycomを使用しています。
Buddycomのグループ構成は、消防救急デジタル無線と同じです。
指揮隊・消防隊・救急隊に加え、救助隊・はしご隊などの隊にはスマートフォンとスピーカーマイクを配備し、車の中や隊長に持たせています。
指令室では各指令台にタブレットを配備し、PCで管理活用しています。
具体的な利用シーンは以下の通りです。
・指令室から各隊へ、119番の情報、住所や出火・事故状況の共有
・指揮隊から出動隊へ、消火栓情報の共有や活動方法の指示
・先着隊から他部隊へ、現場の状況や要救助者有無などの情報共有
山間部に加え市街地でも、消防救急デジタル無線の不感地域が多く、情報共有が困難だった
茨木市消防本部では、災害対応の高度化や人手不足への対応が求められる中、限られた人員でより迅速かつ的確な活動を行うことが求められていました。
そのような中、消防救急デジタル無線が不感地域となる山間部が市内の約半分を占めていたことに加え、市街地でも不感地域が多いことや、音声が聞き取りづらいことで、情報連携に課題を抱えていました。
また、映像共有システムを入れ替える必要が出てきた中で、Buddycomに出会い、試験運用を行ったところ、山間部での遭難事案で消防隊員より高い評価があがり、正式採用に至りました。
不感地域がほとんどなくなり、消防・救急活動の迅速化に貢献
Buddycomは「音声がクリアで、不感地域がほとんどない」という点で、ストレスのない情報共有を実現しています。
ライブキャスト機能も使い勝手が良く、ウェアラブルカメラも使用することで、手を塞がずに、現場での活動状況を、映像で出動隊及び指令室の全員に共有できます。
また、映像通報システムの映像をBuddycomで撮影し、各隊へ共有することで、現場到着までに状況の確認ができること、また必要資機材などの事前想定ができることで、より早く、確実な活動が可能になりました。
消防救急デジタル無線や、従来使用していた映像共有システムと比較して非常に安価で、導入ハードルが低いことも助かりました。
スマートフォンを触らずに、複数チャンネルの運用ができるようにし、スムーズな対応を実現
使用しているスピーカーマイクでは、ボタンごとに「市波1」「救急波」と言ったグループへの発話ボタンを割り当てるだけでなく、発信してきたチャンネルに直接応答できる「ダイレクト応答」機能もボタンに設定することで、スマートフォンを操作せずに、複数グループへ送受信が出来るようになりました。
また定型文「災害事案入電中」も割り当てることで、119番の入電中に発信できるようになり、各隊の早期準備につながっています。
最新のICT技術であるBuddycomを、今後は他部門との連携でも活用することで、災害・事故時の即応性をさらに高めていきます。
新たな消防の未来に向け、人と人とを繋ぐことで、市民の安全安心を守る体制づくりを強化していきます。