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取材日:2024/08/14

大阪ガスセキュリティサービス株式会社

利用シーン

警備業務における建物館内巡回時に、Buddycomを活用して証跡として記録

導入前の課題

アナログ簡易無線を使用していたが、現場側で情報が完結してしまっていた

報告ツール(情報共有化・通話記録保存など)の必要性を感じていた

緊急時はデジカメとPCを使って情報共有していたが、非効率的だった

現場と管理者と電話での報告確認になっており、現場状況をリアルタイムに把握することが困難であった

採用した理由

IP無線としての機能は十分に果たしている

音声通話記録が残り、情報共有のレベルが向上したため

写真・動画を記録し、現場で発生している状況を的確に報告が可能

議事録作成時に、文字起こし作業が効率的に実施可能

iPhone

グループ通話、音声テキスト化、チャット機能、ライブキャスト、辞書登録

SIM

ファンクションボタン搭載Bluetoothマイク(MKI-P3)、AINA PTT Voice Responder 2

Buddycom知ったきっかけはと利用シーンは?

警備業務における建物館内巡回時にBuddycomを活用して、業務中の情報共有と証跡を記録

Buddycom導入のきっかけは、弊社には新しい商材の情報発信をしているところがあり、色々な部署へ発信している内容を見て検討してみようとなりました。
特にライブキャストや音声テキスト化を利用することで、業務を強化して、品質を上げることができる。
そう思い、2022年度から検討を始めました。

警備業務における建物館内巡回時にBuddycomを活用して、業務中の情報共有と、証跡を記録しています。
また、災害時やトラブル時などにおいては、状況をより正確に伝達するために映像(ライブキャスト)で報告し、情報共有するとともに必要に応じて上司から的確な対応指示をおこなっています。

組織単位でグループ設定をおこない運用しています。
社内では10グループ、それ以外に協力会社との連携では、5グループを設定して運用しています。
Buddycomは主にIP無線として活用していますが、加えて、話した内容が文字になる音声テキスト化機能を中心に利用しています。
この音声テキスト化機能は、現場状況の確認だけにとどまらず、上番確認対応、日報報告、議事録作成など、周辺業務を含めた活用が実現できています。

Buddycom導入の効果とその後の展望は?

防災センター(本社)と現場の物理的な距離を限りなくゼロにできるのがメリット

Buddycomのライブキャストで、防災センターでも現場で起きている事象が映像でリアルタイムに目で確認できるということが画期的だと思います。
防災センターと現場の物理的な距離を限りなくゼロにできるのがメリットで、先進的な対応をしていると言え、同業者との差別化が図れていると感じています。

大規模災害などがあると電話が使えなくなるため、以前はIP無線機を使ったBCP体制はあったものの、台数に限りもあり、映像の共有機能が無かったため、Buddycomを導入することによって、そういった点で特に進歩したと思っています。
アナログ簡易無線と比較しても遜色なく使えており、映像であったり音声データ・テキストが残って運用しやすくなったことがプラスの評価になっています。

高齢者スタッフの中にはデジタル機器に対して苦手意識のある方もおりましたが、現在、ドーム球場で実運用をしている中でも、好印象に変わっています。
このドーム球場でのBuddycom活用事例を横展開していきたいと考えています。

Buddycomで気に入っている機能を教えてください

辞書登録やCHAT機能を使うことで、格段に業務効率化が進みました

気に入っている機能は辞書登録機能で、専門用語、現場独自の表現などに対処すべく、登録することで音声テキスト化が円滑になりました。現在200文字ほど登録しており、1年目に現場から希望する文字を募ってABCにランク付けし登録しています。
誤変換がないものについては削除して、影響を計測した上で、再検討しています。

また、CHAT機能全般も便利で、音声テキスト化で音声記録およびリアルタイムの情報確認が可能になりました。
画像送信機能は導入当初、機能把握していなかったのですが、活用推進する中で使用可能であることが分かり、その後は現場で積極的に活用しております。

Buddycom導入後に新規契約した物件においては、業務における必要経費として算出し、スマホおよびBuddycom導入を促進し、5物件に採用されています。

トライアルから導入の中で、大変だったこと、スムーズに進んだことがありましたら教えて下さい。

マニュアルが充実しているため、スマホをはじめて触るスタッフでもすぐに使いこなせました

少し大変だと感じたこととしましては、現場メンバーの構成が、高齢者が多数いる関係で、Buddycomの操作習熟に少し時間を要したことです。
例えば、スマホ自体を所持していない方が複数名おり、スマホ操作から教える必要がありました。
Buddycom自体にはYoutube動画やPDFのマニュアルが充実していましたので、抜粋して共有することで、今では全員使いこなしています。

継続的な活用機会の設定が重要であると感じており、現時点でも使用頻度が少ない現場では、Buddycomを使いこなすための訓練の設定、各メンバーの習熟度確認をおこなうなど、Buddycom定着を継続促進しています。

使用頻度が高い現場では、Buddycomの各種機能を理解して運用しており、IP無線機能以外にマニュアル作成の情報源としての活用展開が実践されています。

大阪ガスセキュリティサービス株式会社
導入担当者のコメント

Buddycomは無線機の代替としてはもちろんですが、話した内容が文字で残る点が非常に便利です。何か事象が起こって現場に駆けつけた際に、メモを取るのではなく、Buddycomで話して記録するなどの活用をしています。

今後はAIカメラやロボット、出退勤・巡回打刻システムなどをBuddycomに連携することで、少人数でもより効率的かつ、高品質な業務を提供できるようにしたいと考えています。

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